就職活動をする際やフリーランスとして働く際に必要になる「ポートフォリオ」。
ポートフォリオは、自分がこれまでにどんなカット、カラー、パーマ、ヘアアレンジを行ってきたのかなど、言葉だけでは伝えることのできない自分の「実績」や「作品」を効果的に伝えたり、評価してもらったりするために役立ちます。
中には定期的にポートフォリオを作成している人もいるぐらいですので、あなたも自分の技術や実績を伝えるためにポートフォリオを作成してみてはいかがでしょうか。
では、転職や集客に効果的なポートフォリオは一体どのように作成すれば良いのでしょうか?
今回は、ポートフォリオ作りで重要な作品選び・レイアウトのポイントについてお話します。
どの媒体で制作するかを考える
自分のポートフォリオを作成する上でまず考えなくてはいけないのが、紙媒体とWeb媒体のどちらでポートフォリオを作成するのかということです。
転職のために作成する場合、まずは紙媒体で作りましょう。集客や独立のために活用する場合はWeb媒体を利用して公開すると効果的で、場所を選ばず見せることができるので便利です。
両方の媒体を作成しておくのが理想的ですが、自分の状況やポートフォリオの活用方法を考えて、必要なものから先に力を入れて制作していくことをオススメします。
ココネクトでは「ヘアコレクション」のサービスを履歴書と連携しています。
転職活動でココネクトを利用する場合は是非「ヘアコレクション」もあわせて作成してみてください。もちろんフリーランスの方のPRや集客のためにもご利用いただけます。
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伝えたい作品を選抜
自分のアピール材料となるポートフォリオに入れる作品は、自信のあるものを選ばなければいけません。
あれもこれもと詰め込み過ぎてしまうと見る側の印象も薄くなってしまいます。自分がPRしたい作品を、時間をかけてでもじっくりと厳選していきましょう。
「自分のスキルが伝わりやすいもの」「コンペなどで受賞歴のあるもの」を積極的に載せていくのがオススメです。中でも、とくに見せたい作品をピックアップしておき、注意を引くようなレイアウトにすることが大切です。
また、レイアウトにはきれいに見せる法則のようなものがあります。
法則に忠実にレイアウトをしすぎて自分らしさを損なってしまっては良くないかもしれませんが、情報を整理する為にチェックしてみるのもオススメです。
レイアウトの方法をインターネットで検索したり、本を読んだりして、より良いレイアウトを目指しましょう!
順番を考えて効果的に伝える
ポートフォリオに入れる作品が決まったら、次はレイアウトや掲載順を考えていきます。
それぞれの作品で見せたい部分やテーマがしっかりと伝わるようにするためには、作品同士の並びも重要です。
レイアウトを考えるときは見る人の思考や視点をイメージして考えていきましょう。
作品の並べ方によってはせっかくの素敵な作品がお互いに喧嘩してしまい、良さが最大限伝わらないこともあります。逆に、2つの作品が並ぶことで相乗効果を得て、より良く見える場合もあります。納得のいくレイアウトになるまで、何度でも並べ直してみましょう。
オススメは第三者の意見をもらうことです。作品を眺めていろいろ試していると何が良いのかよくわからなくなってしまうことがあります。そんなときは、一度誰かに見てもらい感想を聞いてみましょう。自分では気付くことが出来なかった新たな視点から作品を見ることができるかもしれません。
紙媒体の場合は表紙や印刷する用紙、Web媒体で制作する場合はデザインやその他のページなどで印象も変わります。より伝わりやすくするためには他の部分にも気を付けることが大切です。
「自分のこれまでの作品の良さを最大限引き出すためにはどうしたら良いのか?」「個性やスキルを伝えるために効果的な見せ方は?」など、自分の作品にしっかりと向き合って作っていきましょう。